フシチョウ・・・・きゅうぞうの部屋
日々のできごと、好きなもの、好きなひと、 そして、病気のことなどを綴っていこうと思っています。。   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
丸いまわるいものだった。
      昔むかしの宇宙には、・・・・・・・

      丸いまわるい星が無数に点在し、いつもそれらは輝いていた。

      ある日、黒くて恐ろしい魔王があらわれて、・・・・・・

      その星たちを、大きな指で次々につまんでは捨て去っていったのだ。

      そして、ひとつの丸いまわるい星を見て、魔王がささやいた。

      「この星は自滅するのだ。」と、恐ろしい形相で微笑んだ。

      青く澄み渡っていた星は、どんどん灰色と化し・・・・・・

      丸かったその星は、だんだんと欠けていく。

      その欠けた穴から覗いた魔王は、・・・・・・・

      その星の住人の顔をみた。

      表の顔は穏やかで優しい、だが裏の顔は醜く歪んでいた。

      魔王は、ちょっと悪戯をしてみたくなった・・・・・・

      ひとりの住人の心に「欲」という種をまき、様子を窺う。

      すると、その種はみるみるうちに大きく成長し・・・・・
 
      その住人は、よその国からいろいろな物を奪っていった。

      そうすると、今度は何もかもを失くしてしまった国の住人は・・・・・

      隣の小さな国の何もかもを奪い取ってしまった。

      その小さかった種は、どんどん膨れ上がり・・・・・・

      醜く変貌し姿をかえていく。

      その星の森林、動物たちの居場所もなくなり・・・・

      うるさく、汚い煙をまき散らし動く乗り物が横行し・・・・・

      住人が住いとしている建物は、山を切り崩しできたもの。

      海と呼ぶものには、その住人たちが出したゴミがさ迷い、どこかに漂着していく。

      空気は汚染され、住人には利己主義という恩恵。

      まだ贈られるものはたくさんあり、その住人は喜んで受け取っていく。

      見栄や自己顕示欲、虚栄心・・・・・

      数え切れないオモチャを手にして狂喜乱舞する人々。

      この星の未来を、誰も憂い問うものなどいない。

      覗いてほくそ笑んでいた魔王でさへ、この星が恐ろしくなってきた。

      魔王は、もう一度、そっとのぞいてみた。

      とても暑い国の、ふくれたお腹の子供たちが横たわり身動きひとつしなくなる。

      すると、魔王の眼から一滴の涙がこぼれ落ちた。

      その涙は、砂漠にオアシスをつくり、・・・・・・

      その星の住人の心にも潤いをあたえた。

      魔王だったはずの姿は、綺麗な虹色の塊へと変わっていった。

      そして、消え行く瞬間に、今度は、「愛」という種を子供らに植え付けた。

      この星が、未来永劫続くことを願って・・・・・・。





                07/06 10:26 拍手コメント下さったTさんへ
                  こんにちは!!
                  わたしのヘタな文章で感じてくださったのですね、
                  ありがとうございます。^^

                  国同士の権力争いに、
                  自然や動物、子供たちが犠牲を強いられています。
                  (サミットでも)これからのことを、
                  地球規模で考えていただきたいです。




      

      

      
Copyright © 2005 フシチョウ・・・・きゅうぞうの部屋. all rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。