フシチョウ・・・・きゅうぞうの部屋
日々のできごと、好きなもの、好きなひと、 そして、病気のことなどを綴っていこうと思っています。。   
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お元気ですか?
     ある人が、言いました。
     
     昨日まで、共に喋り、共に笑って暮らしていた友人や知人が、
     あの日を境に、わたしの傍からいなくなってしまった・・・・と。

     1995年1月17日、午前5時46分

     この日、わたしは微かな揺れに目を覚ました。

     そして暫らくして、テレビの電源を入れたのです。

     映し出された光景が、まるで他国の出来事でもあるかのように
     わたしの目に飛び込んできた。

     燃え上がる炎、倒壊した建物・・・・地面には屋根だけが姿を見せていた。

     わたしの足元には不安が広がり、
     恐怖がまとわりついて離れようとしなかった。

     たった15秒間ほどの揺れが、一瞬にして奈落の底へと人々をのみこんだ・・・・・
     これが、阪神・淡路大震災の長い苦難の幕開けだった。

     この時の子供たちの感じたことを、記憶が鮮明に残っている間に
     生の記録として留めておきたいと、1冊の作文集が出版されました。

           記憶

            この本の中には、子供たちの深い悲しみと、
            心の叫び、そしてホンのちょっとの希望が詰まっています。

            あれから、14年が経ち、この子供たちは元気にしているだろうか・・と、
            気にかかる。

            作文集の中で、わが子ほどの小さな少女が心を痛めていた。
            少し抜粋しますと・・・・、

            「大切な友人をとられたくやしさと、〇〇さんでなく、
             他の人でなかったかと問う自分の都合良さに対する腹立ちを、
             誰にむけたらよいのか分からず、
             本当に痛いほど自分の無力を思い知らされる毎日です。・・・・・・・・・
             ・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・
             なぜこんなおろかな私がここにいて、〇〇さんはいってしまったのか、
             ・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・
             私は私で精一杯、今はがんばるつもりです。」

           こんな幼気な少女を、こんな気持ちにさせた震災。

           誰が悪いわけでもなく、
           誰にもこの怒りをぶつけることができない悔しさ、口惜しさ。

           6434人という尊い命が喪われ、
           今も尚、公営復興住宅での「孤独死」が後を絶たず、
           人々の心に巣くったPTSD
           彼らの心の傷は癒えてはいないだろう。・・・・・
           未だ、問題は山積しています。
           
           それでも、前向きに生き、そして震災以前よりも、
           街の人々が優しくなったと聞きます。

           懸命に復興を願い、取り組んでこられた人々、
           この教訓を風化させてはならないと、
           新しい取り組みに尽力されておられる方々、ご苦労の多いことでしょう。
           わたしたち、一人ひとりが「これから」を、考え行動しなければなりませんね。

           そして、わたしたちにもいつ何時、
           いつ如何なるとき、遭遇するかもしれない災禍・・・・・、
           決して、他人事ではありません。

           「今」を大切に生きたいと思います。
           命を粗末にする前に、心に問うてみましょう、
           「自分」には、まだ「何か」できることがあるのではないか?と・・・・・。

           生きて生きて生き抜いて、
           そうやって、這いつくばってでも生きてみないと
           人生なんて、良いか悪いかなんて判断できない。
           命は儚いと誰もが知っている。
           だからこそ、日々、わたしたちは頑張れる、と思うのです。
           

           ・・・・・・・・・・・・・・・黙祷・・・・・・・・・・・・・

           「あなたに」 モンゴル800  
                            作詞:Kiyosaku Uezu

                            作曲:モンゴル800


                 


                          *ドッカン ぐらぐら
                           阪神淡路大震災兵庫県下児童作文集より抜粋

                           発行所 甲南出版社



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