フシチョウ・・・・きゅうぞうの部屋
日々のできごと、好きなもの、好きなひと、 そして、病気のことなどを綴っていこうと思っています。。   
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
手と手を携えて・・・
    金曜日、こちらは涙雨なのか、嬉し泣きなのか・・・・・、
    途方もない雨量を観測したのです。

    その雨の、激しく道路を打ちつける雨音を聴きながら、
    のんびりと昼食をいただいていました。

    その時、携帯電話が鳴り、
    その電話に出た瞬間、何か悪い知らせだな、と感じたのです。

    「伯父さん、亡くなったそうだよ。
     突然だったから驚いた・・・。」と、旦那さまのくぐもった声。

    こういう勘は外れてほしかった。

    この日、亡くなった伯父は、
    昨年の11月20日(わたしの術後2年目)に亡くなった
    義父の、一番目のお姉さまのご主人さまです。

    わたしの尊敬する伯母さまのご主人さまでした。
    伯母様には、生前、一方ならぬお世話をいただき、感謝しておりました。
    
    しかし、伯父さまとは面識はあったものの、
    あまりお話しをしたことはなく、最後にお会いしたのが、
    伯母さまのお葬式でした。
    しかも、如何してだか、今でも不思議に想うことは、
    遠く離れた席に座っているわたしの処まで、わざわざお出でになり、
    焼酎が入っているコップをわたしに差し出し、
    「水を入れてください。」と、仰ったことです。

    親戚の方々から、
    「自分の席のところにも水が置いてあるじゃない。」と、笑われながらも、
    わたしの傍で、ちょこんとお座りになり、
    ニコニコと笑っておられたのです、その笑顔が忘れられません。

    でも、不謹慎だとは解っているのですが、
    その訃報を耳にしても、悲しいだとか、辛いだとか、
    そういう感情は、わたしの中で湧き上がることなく、
    とうとう、伯母さまの処へ行かれたのですね、という想いがありました。

    以前、このご夫婦のお話しを載せたことがあります。
    もし宜しければ、そのお話しと併せて読んでいただけたら嬉しく思います。

    「或る夫婦の物語

    伯母さまが亡くなってから毎日、お仏壇に向かい、
    「早く、迎えに来ておくれ。」などと、唱えておられた伯父さま・・・、
    「お前がいないと生きていけない。」と、語っておられた伯父さま・・・、
    とても仲のよい、実の娘も羨むようなご夫婦だったのです。

    今年の春に、胸が苦しいと訴え、病院に運ばれたその日に、
    医師から、
    「延命処置をされますか?されませんか?」と、ご家族の意思を仰いだそうです。が、

    伯父さまは少し快方に向かわれ、ご家族もホッと胸を撫で下ろしていたそうです。
    しかし、 体力が落ちていたのでしょう・・・・
    誤嚥性肺炎を発症してしまい、
    それからは、口からの食事は一切、摂れなくなり、
    3ヶ月もの間、栄養補給は点滴のみとなりました。
    (親戚の誰にも入院していることを知らせておらず、
     わたしたちは、本当に突然のこととなりました)

    やはりその所為でしょうか・・・、だんだんと衰弱し、意識も混濁し、
    そして程なくして、88歳で永眠されました。
    (米寿のお祝いをされたばかりだったとのこと)

    棺に入っておられた伯父さまは、痩せ細ってはおられましたが、
    不思議と悲壮感などなく、
    とても穏やかで、しかも笑っておられるように感じました。

    伯父さまが、天国への道を迷わぬよう、
    伯母さまが手を取り、共に昇っていかれたのではないかと、
    迎えに来てくれた妻へ、
    嬉しさの余り、ああいう笑みがこぼれたのではないだろうか・・・と、
    勝手な想像をしていたわたしですが、あながち間違ってはいないのではないかと、
    伯父さまのお顔をしげしげと拝見し、その想いを強くしました。

    亡くなってからその人物を知るというのは、とても残念なことですが、
    伯父さまは、菊の花を愛で、慈しみ、それに心血を注ぎ育て上げ、
    菊花大賞なるものを2回ほど賜ったそうです。
    娘さんが、いつも父は何もしない人だとこぼしておられたのですが、
    それを存じ上げていれば、いろいろなお話を訊けたものをと、
    残念に思ったきゅうぞうでした。

    また何れ、お逢いできる日までさようなら・・・・・・・・。

    あっ、暫らくはそちらに行く予定はありませんからね。jumee☆SaturdayNightFeverL

    わたしたちを見守っていただければ、幸いに存じます。


          仲良し
           (クリックすると、もう少しハッきりとした画像が見れます)

           偶然に撮影していた仏さま(お地蔵さま)、
           2人の寄り添っている仏さまが、
           伯父と伯母のようで、微笑ましい。
           きっと今頃は、逢えなかった数ヶ月の出来事を
           とどまることなく語り合っていることでしょう。


    
Copyright © 2005 フシチョウ・・・・きゅうぞうの部屋. all rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。