フシチョウ・・・・きゅうぞうの部屋
日々のできごと、好きなもの、好きなひと、 そして、病気のことなどを綴っていこうと思っています。。   
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期日前投票
    わたしは、8月30日の衆院選投票日には拠所なき用事があり
    投票することが出来ない。

    その為、先日、期日前投票に赴いたのです。

    昼間の市役所はやけに静かで、働いている職員の息遣いと足音だけが、
    わたしの耳に響いていた。

    その建物の中で、わたしは迷ってしまい、
    ウロウロと歩きながら、
    やっと投票所の順路を指し示す矢印を見つけた。

    それに従い歩いていくと、威圧的な重々しい扉がわたしを待っていた。

    そして、その扉を開け中に入っていくと、
    無機質な空間だけが広がっていたのです。
    暫らくするとドカドカと人の波が押し寄せた。
    しかし、驚いたことに、その人間たちは投票所の係員たちだったのだ。
    小さなその部屋に陣取った机に、悪びれもせず座り、
    お座なりに、いつも言っているであろう台詞を吐く。
    だがしかし、これほどの数の人間が必要なのだろうかと訝るほど
    わたしは、息苦しさを感じていた。
    
    早速、投票ハガキをその係り員に手渡し、順を追って進んでいく。

    そして、投票用紙に立候補者の名前を記入し、
    投票箱へと進んでいった。

    その箱に、折りたたんだ用紙を入れようとするが
    どうも中がつかえているのか上手く入らない。

    その動作を繰り返すうち、
    どうやらこれは、箱の中から押し上げられているに違いないと気づいた。

    一人の係り員が、「またか。」と呟き、
    わたしに向かって大きな声で、

    「あなたも、この国に不満を持っている方でしょう?
     そういう方はシステム上、投票できない仕組みになっているんです。」

    その言葉に愕然とし、床に散らばっている投票用紙に
    わたしは、ようやく気づいた。

    「どうすればいいんですか?
     どうすれば、きちんと投票できるんですか?」と、係り員に尋ねた。

    その返答に、わたしは、いよいよ唖然とすることとなったのだ。

    「先ず、これから投票する党に、
     わたしは一切、文句・不満を言いません。と、唱え、
     何方が総理大臣になろうが国民の一人として支えます。と・・・

     あなたの氏名・住所・年齢・電話番号を、この音声記録システムに
     あなたの音声を入力して下さい。」

    それを聞いているうちに、わたしは怒りが込み上げてきて、
    握っていた投票用紙を床に投げ捨て、その部屋を後にした。

    この国はいったいどうなるんだろう。
    この国は、何処へ向かっているのだろう。

    そう思っていると、肩を揺すられ目が覚めたのです。
    
    友人が、
    「投票会場に着いたわよ。酷くうなされていたけど大丈夫?」と、
    わたしの顔を心配そうに覗き込んでいた。

    わたしは友人に謝った。
    「ごめん、もう少しよく考えてから投票するね。
     この国をよりよい方向へ運んでくれる人間がいる筈・・・・だから、きっと。」

    だが友人は笑いながら、
    「いるわけないよ、
     TVなんかでさ、お互いの政党の揚げ足ばかり取ってる政治家ばっかりじゃん。」

    やはり、何も変わらないのでしょうか・・・・。
    歴史上、この国が憂いて困苦している時、必ず、救世主が出現し、
    荒々しい海原を、帆を揚げ船出した。
    そして、皆を導いていったのですが・・・・・

    今回も泥舟でないことを願わざるを得ない今日この頃です。

    *実際に、わたしは期日前投票を済ませてきました。
     しかし、もう少し熟慮し、投票すればよかったと後悔しています。

         眩しいほどの

          ホンの小さな光りでも、
          そこから何かを見出し、大きな光輪へと散乱し導かれてゆく。。。

    

   
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